BTSらを擁するHYBEと、映画『パラサイト』への出資や『PRODUCE』シリーズの製作などで知られるCJ ENMが手を組んだオーディション番組『I-LAND』(ABEMAほか)で結成された7人組グループ・ENHYPEN。HYBEとCJ EMMの合弁会社所属ということもあり、“BTSの弟分”のキャッチコピーも付く彼らは、昨年11月に韓国でデビューミニアルバムを発売すると、1日で31万枚以上を売り上げ、2020年にデビューしたK-POPグループで最多記録となるなど人気を博している。
昨年12月には『2020 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で日本のテレビ初出演を果たし、今年3月には海外アーティストとして初めてニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポンX』のレギュラーパーソナリティに抜擢、先月発売された『ViVi』6月号増刊(講談社)の表紙を飾るなど国内でも勢いを見せており、7月発売のシングル『BORDER:儚い』での日本デビューも決定している。
日本でも注目度を高めている中、初の映像作品『2021 ENHYPEN FANMEETING「EN-CONNECT」』を7月16日に発売することが決定したと5月28日に発表されたのだが、そのボックスに収録される特典グッズの中身が“炎上”した。
「28日の正午に情報解禁されたのですが、メンバーのパスポート風グッズのデザインが問題に。世界地図があしらわれているのですが、日本列島だけ消されていたんです。日本で売り出す商品のグッズだし、エナイプンには日本人メンバーもいるんですよ? さすがにこれはひどいとSNSを中心に批判が巻き起こりました」(ENHYPENのファン)
こうした批判の声を受けてか、公式サイトではすぐに画像が差し替えられたようだ。現在の画像のファイル名は「210528_enhypen_pack_re」となっており、再アップロードされたと思しき痕跡もある。
しかし画像の差し替えだけで、運営側から何の説明もない状態が続き、日本のファンは不信感を膨らませているようだ。修正前の画像もSNSを中心に拡散され続けている。
「気持ちよく購入できないという声もあるし、日本人メンバーのNI-KIがかわいそうという声も。今後彼らの知名度が上がった時に掘り起こされる“黒歴史”になるのは確定なので、グループの未来のためにもちゃんと謝罪してほしいですね……」(同上)
日本列島の“消去”といえば2017年、平昌冬季オリンピックの公式ウェブサイト上で同様のことがあり、国際問題に発展。ひっそりと修正されていたが、日本政府が正式に抗議し、韓国側が謝罪を表明するという騒動があった。さらにその翌年には、東方神起の「Love Line」のミュージックビデオでも同じように日本列島のない世界地図が表示される場面があり、所属事務所が謝罪した上で、修正されている。
日本のグループ公式Twitterアカウントなどに批判の声が殺到したためか、運営側は22時頃、謝罪文を発表。フリー素材の世界地図を使用しており、日本列島がないことを見落としていたとして「事前に誤りを発見できなかったことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。7月の日本デビューを前に、ひとまずファンはひと安心することができる結果となったようだ。
[22:13 謝罪文が発表されたため、一部記事を修正しました]
日刊サイゾー 2021/05/28 22:00
https://www.cyzo.com/2021/05/post_280453_entry.html
引用元: ・【KPOP】「BTSの弟分」、公式グッズで“世界地図から日本消去”に批判殺到! 「日本人メンバーもいるのに…」[05/31] [Ikh★]
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