その一例が、皇籍離脱時にもらう一時金は元皇族としての品位を保つためなのに、「税金泥棒」と呼ばれ、果ては「税金で生活しているくせに」と、
税金で維持される皇族には自由な生き方がないような言われ方をしてきた。
要は、皇族は国民の言うことを聞けということだろう。
税金をもらったら国民の言うことを聞かなくちゃダメなら、公務員はみんなまともな結婚もできないことになる。
現在、生活保護をもらっている人に対しても同じようなバッシングはあるが、根はまったく同じだ。
眞子さんと小室さんが、なぜこれほどバッシングを受けたかといえば、眞子さんが皇族だったからである。
恐らく憲法第1条に「天皇は……主権の存する日本国民の総意に基く」とあるのを錯覚したのだろう。
これは天皇制というシステムのことであって、天皇の私生活を指しているわけではない。仮にそれを承知で眞子さんに当てはめたとしても、
国民の「総意」であって「一部の意見」を聞けということではない。
それなのに、ああだこうだと書かれて、結果的に眞子さんは朝見の儀を含めた儀式はもちろん、一時金まで辞退することになってしまった。
「眞子さんに1億円余を払うな!」なんて本気で思っている国民がどれほどいたのだろうか。
それなのに、ヘイトも同然の声がデカ過ぎるものだから、つい世間の総意と勘違いしてしまったのだろう。
もしこんな風潮が広がれば、税金で支えられている人間は「国民の言うことを聞け」から、やがて「政府の言うことを聞け」になってしまうだろう。
■根っこは日本学術会議問題と同じ
典型的な例は日本学術会議の任命拒否だ。税金をもらっているなら国民の代表者である政治家の言うことを聞け、でないと任命できませんよというわけである。
これも眞子さんらへのバッシングと五十歩百歩だ。
この連中に共通しているのは、使われた税金が自分のお金だと錯覚していることである。
眞子さんのケースは、妄想した一部の連中が大騒ぎしたことが広がったために堂々と「世論」になってしまった一例だが、
これが同じように「政治家の言うことを聞け」となったら、もうファシズムである。
それにしても、なぜ皇室は税金で維持されるようになったのだろうか。日本が戦争に負ける直前の皇室には、推定2兆円の財産があった。
戦争に負けたことで、皇室にお金を持たせちゃ危ないというわけで、日本を占領したGHQは皇室財産を解体して国に移管させた。
多くの国民は、その財産を享受してきたはずだ。例えば皇居外苑を散歩したとする。自由に出入りできるのも国に移管されたおかげなのだ。
皇室が税金で支えられるようになったのはわずか75年前のことであり、それも皇室が望んだことではなく、外国の軍隊によって強制されたことを、当時の国民が認めたということだ。
最初から税金で賄われていたわけではない。
ただ、そういったことを知った上でも、「税金泥棒」うんぬんは、税を循環させることで支えられている民主主義国家を否定することになるだろう。
引用元: ・【皇と民】小室眞子さんを「税金で生活しているくせに」とバッシングする一部の連中の間違いと怖さ★3 [ramune★]
今上陛下と御一家、関係ない皇族や旧宮家のみなさまには超迷惑な話だよ
自民党の高市早苗政調会長が10月29日、京都での田中英之候補(文科副大臣)の街頭応援演説で「大臣・副大臣は天皇陛下の認証を受けます。万一にも、田中英之が当選しないということになると、大変お忙しい天皇陛下に、もう一度、別の方を認証して頂かなくてはならない悲惨な事態が発生します。天皇陛下にもご迷惑がかかります。何とか、勝たしてやってください」と天皇陛下を利用したと受け止められる発言をしていたことを、ディリー新潮が2日、報じた。
ネット上では「高市氏の主張が正しければ、永遠に内閣改造は出来ないし、今回の茂木外務大臣の交代も『陛下にご迷惑をおかけする』ので中止すべきでしょうね」「(高市政調会長発言)それこそ陛下にご迷惑をかけてしまいましたね」と皮肉交じりの声。
定職持ちで自力で生活できて、連続死や金銭トラブルとは無縁な男性であれば祝福されただろうに
何やってんだか
税の循環なんて別にこいつらいなくても回るし
頭の悪い文章だな
納税してないの?
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