ネット上の悪意に満ちた言葉を浴び続けたこの2カ月を振り返り、伊是名さんが、改めて目指す「移動の権利」を語った。(聞き手:編集部・塚田賢慎)
「子どもへの虐待」通報されるのではないかと不安
――ブログでの発信から2カ月たちました(インタビューは6月4日に実施)。バリアフリーや合理的配慮の話がメインテーマとなるよりも、伊是名さんへの中傷が目につきます
あのときは、誹謗中傷でぐちゃぐちゃにされて、夜も眠れず、つらい毎日を送ることなど予想していませんでした。
合理的配慮を広めたいという思いからの発信が、別の問題にすりかえられてしまいました。
今回のこととは全く関係のない、過去の行動や、家族のことを調べられ、拡散されました。今はネットを触ることすら怖いです。
電話やオンラインで話を聞き合うグループのメンバーに向かって、泣いたり感情を吐き出したりすることで、どうにか毎日の生活を送れています。
1日2~3回は利用しているでしょうか。そうでもしなければ、私のブログの書き方が悪かったのかもしれないとか、過去のブログで冗談めいたことを書いた私が悪かったと、自分をどんどん責めてしまいます。
話を聞いてもらっているおかげで、自分が責められることではなく、誹謗中傷であると気づくことができています。
●中傷する者の思惑にまんまと乗ってしまった
――ブログ記事や様々なメディアでの発言等が掘り起こされ、炎上しました
私を含めて、結婚や子育てを反対される障害者が少なくなかったことから、障害者の生活を可視化することを目指して、子どもを妊娠した約10年前から、今までの経験の発信を始めました。
また、右も左もわからない大学生だった2004年からブログを始めたときは、友だち向けの発信がメインで冗談のような内容や、写真をたくさん載せていました。それらが今回すべて裏目に出て、揚げ足をとられることになっています。
言及されていることのほとんどがデマや私の人格を非難するための印象操作です。デマの事例としては、たとえば、「ヘルパー制度利用による不正受給」を指摘されましたが、していません。一部だけを切り取って「不正受給である」と言うデマが拡散されています。
また印象操作としては、私が過去に子ども食堂を利用したことも炎上しました。
〈我が家も、こども食堂使用してます!ママ友ができたり、子ども同士もたのしそうで、なにより夕食の準備、片付け、しなくていいから幸せーーー。広まれ!〉(ツイッターの引用)
助けを求める子どもほど可視化されにくく、自分だけが特別扱いされることを避けがちになります。誰でも利用できる楽しい場所として開放されることで、子ども食堂に行きやすくなり、子どもはSOSを出しやすくなります。私の住むエリアの食堂には、ママ友同士や、大人一人でも、誰でも来てください、と明記されています。
中傷する人は「片付けしなくていい」に反応したのかしれません。でも、共働きで余裕がない時に、片付けが楽だから、ママ友同士で楽しいからと言う理由でも、利用する人が増えたらいいと思います。
そうすることで、問題を抱えている人も入りやすくなり、解決のきっかけになるかもしれません。
ほかにも、ネット上の動画の一部を切り出して、ヘルパー体験に来たボランティアの人にケチをつけていると書かれたりしました。
私は完璧な人間ではないので、間違ったことや、批判を浴びるようなことをした過去もあります。しかし、この2カ月、私を悪く見せるため、次から次に情報が切り取られ、事実とまったく異なる情報がどんどん広がり、怖くなって、どのように対処してよいのかわからなくなりました。
SNSの炎上が起こる背景について調べてみると、荒らしや嫌がらせ行為をする人たちの目的は、中傷のターゲットを孤立させ、SNSやネット上から追い出すことにあるようです。私も何も発信できなくなり、ツイッターで人と繋がることができず、自分は消えた方がいいと思ってしまうこともよくあります。
(略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/77e1a97830f867ddafaec1cc9cccaf042ba65523
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1624143542/
引用元: ・【伊是名夏子】不正受給疑惑、子ども食堂…「私について言及されている事のほとんどがデマと印象操作」ブログは友達向けに発信した冗談★15 [potato★]
ありがとう
その精神病は病気でもなく発言(2009/09/26)と、卑下するでんでんとの時系列どんな感じですか?
この人、他人は叩くが、自身は打たれ弱いって分かったろ。
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